2020
12.08

渋谷・銀座・表参道などROADCASTの壁面に知的障害のあるアーティストの作品を掲出。ROADCAST × ヘラルボニー【Wall Art MUSEUM STORE】

イベント, パブリック, ビジネスモデル, プロジェクト, 地域, 展覧会/展示会, 空間, 観光

ROADCAST × ヘラルボニー【Wall Art MUSEUM STORE】世界一巨大なミュージアムショップが街中に開館。
作品の横にあるQRコードを読み込み、掲出作品が使用された「HERALBONY」のプロダクトを購入する。街をまるごとミュージアムショップにする、新たな購買体験が始まります。

ヘラルボニー
2020年12月8日

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市 代表取締役:松田崇弥、以下ヘラルボニー)と、東急株式会社が営む未利用壁面広告事業ROADCAST(ロードキャスト)は、2020年12月10日より、渋谷・銀座・表参道などROADCASTの壁面に知的障害のあるアーティストの作品を掲出する、Wall Art MUSEUM STORE(https://heralbony.roadcast109.com/wall-art-museum-store-map)をスタートします。
掲出された作品の横に付随するQRコードを読み込むと、専用サイトに繋がり、掲出作品を落としこんだアートプロダクトが購入できる、街をまるごとミュージアムショップと見立てた新しい壁面の活用方法に挑戦します。

■ Wall Art MUSEUM STORE
街中の壁面に散りばめられたアート作品。
作品の横にあるQRコードから繋がるのは、街中の作品をアートプロダクトとして購入できるWall Art MUSEUM STORE。
知的障害のあるアーティストの作品をモノ・コト・バショに落とし込むヘラルボニーと、未利用壁面をアート広告として活用する東急株式会社のROADCASTのコラボレーションにより、街をまるごとミュージアムショップにする、新たな購買体験が始まります。
未稼働時の壁面広告で、アート作品を掲出することで、壁面には常にウォールアートが展開され、街の活性化に繋げる取り組みです。12月10日の開始時は、渋谷区、新宿区、中央区、港区の4区内で計約40カ所の壁面で作品の掲出を行い、今後も順次展示箇所を増やしていきます。

壁面に掲出されているのは、知的障害のあるアーティストの異彩を放つ作品。
それまで何も掲出されてこなかった、未稼働時の壁面広告を、アート作品が彩ります。


【掲出アーティスト】
アートライフブランド「HERALBONY」のプロダクトに作品が使用されている、10名のアーティストから、全19作品を掲出します。

●るんびにい美術館(岩手県花巻市)
小林覚、佐々木早苗、冨澤富士子、八重樫季良、八重樫道代

●unico / はじまりの美術館(福島県猪苗代町)
土屋康一

●自然生クラブ(茨城県つくば市)
高田祐、坂本大知

掲出予定作品(一例)

■ ROADCAST プロジェクトリーダー 片山氏より
ROADCASTは、街の抱える課題をアートと広告で解決する屋外広告事業として、これまで渋谷の落書き問題の解決に取り組んできました。今回の取り組みでは、知的障害のあるアーティストの作品をウォールアートとして街中に展示することで、街の賑わいにつなげていくとともに、福祉分野の経済的な活性化を目指し、新たな街の課題解決に挑戦していきたいと考えています。

■ 株式会社ヘラルボニー 松田崇弥より
世界一巨大なミュージアムショップが、開館する。会場は、都市全体。その場所は・・・作品を視覚的に楽しむことができる、作品のプロダクトを購入することもできる。つまり、「ROADCAST」と「ヘラルボニー」が共にタッグを組むことで、「障害者」という言葉や括りに潜む、誤った偏見や先入観を正しくアップデートする。これは、ミュージアムショップの皮を纏った、価値観を正していく文化事業です。


【Wall Art MUSEUM STOREの仕組み】
作品の横にあるQRコードを読み込むと、Wall Art MUSEUM STOREの専用サイトに繋がります。専用サイトから、掲出作品が使用されたアートライフブランド「HERALBONY」のプロダクトを購入することができます。

購入されたプロダクトの売上の一部は、知的障害のあるアーティストにバックされます。
未利用の壁面を活用し、街を彩りながら、新しい購買体験に挑戦する、実験的なプロジェクトです。

本企画は東急株式会社主催のオープンイノベーションプログラム「東急アクセラレートプログラム」で両社が出合い、実現しました。


【Wall Art MUSEUM STORE 開催概要】
期間:2020年12月10日(木)~(約1年間) ※時期によって、掲出場所が変化します。
掲出場所:渋谷、原宿、表参道、銀座、六本木地域の未稼働広告約40箇所
掲出場所MAP:https://heralbony.roadcast109.com/wall-art-museum-store-map
HERALBONY Online Store:https://www.heralbony.com/

■ROADCAST
東急株式会社の社内起業家育成制度で2018年7月に誕生した社内ベンチャーです。街の抱える課題をアートと広告の力で解決する社会貢献型の屋外広告事業として、渋谷の落書きなどに悩む、路地裏に多く点在する住居や店舗などの未活用壁面を東急株式会社が一括して借用して同時展開することで街をまるごとメディア化し、プロモーションやアート作品展示などを行うことで、新たな文化の発信、街の活性化につなげる、街の賑わいと企業の効果的な広告宣伝を両立を目指して展開しております。今後は渋谷以外の新規エリアにも拡大予定です。
HP|https://roadcast109.com/

■東急アクセラレートプログラム
2015年から東急株式会社が主催するスタートアップ企業との事業共創を図るオープンイノベーションプログラムです。東急グループのリソースを用いて、スタートアップ企業が持つサービス・プロダクトの仮説検証を行い、渋谷を東急線沿線の生活利便性を高める新たな価値創出の場にするだけでなく、スタートアップ企業の持続的成長を実現するグローバルなイノベーション拠点にすることを目指しています。
HP|https://tokyu-ap.com/

■株式会社ヘラルボニー
「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。知的障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに知的障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。

社号|株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
設立|2018年7月24日
所在地|岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F HERALBONY
役員|代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
HP|http://www.heralbony.jp (コーポレートサイト)
https://www.heralbony.com(ブランドサイト)

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