2020
12.17

リモートワークで発生するコミュニケーション課題をアートで解決。オンライン完結型のワークショップ/1on1ツール「ArtScouter」

オンライン, ビジネスモデル, プロダクト/サービス, 技術, 教育

リモートワークで発生するコミュニケーション課題をアートで解決。オンライン完結型のワークショップ/1on1ツール「ArtScouter」

アートアンドリーズン株式会社
2020年12月17日

アート作品を通じて組織ビジョンの浸透を支援してきたArtScouter(運営:アートアンドリーズン株式会社 東京都新宿区 代表取締役:佐々木真純)は、オンライン完結型の1on1やワークショップのシステムを開発・提供し、リモートワーク環境下のコミュニケーション課題の解決に取り組みます。
詳細サイト:https://www.artscouterworkshop.arthours.jp/


<現在多発しているリモートワーク環境下のコミュニケーション課題>

コロナ渦において企業がリモートワークへと急激にシフトしたことにより、コミュニケーションの質と量が低下するといった状況に陥っています。
その結果、例えば、
・採用や異動で着任した新しい社員のエンゲージメントが得られない
・社員間の信頼関係が築けずにセクショナリズムが進行してしまう
・社員の自律的行動/創造的提案が減少している
・部下の業務状況がわからず管理も難しい。特に新任管理職が孤立している。
・偶発的なコミュニケーションが減り本音や悩みがわからない
 ・従業員満足度や社員意識調査の結果が悪化している
といった、課題が露見しはじめています。


<コミュニケーション課題が及ぼす中長期的な懸念>
コミュニケーションの課題を放置すると、目的の共有などが不十分となり、業務効率の低下につながってしまいます。その結果、売上の低下や無駄なコストが増加する可能性があります。また、社員のうつ病発症の可能性に気づけず、離職者が続出する事態に発展することがあります。


<解決策としてのArtScouter1on1/ArtScouterワークショップ>
ArtScouterではこれまで、オフィスにアートを導入した企業経営者に取材しART HOURS(https://arthours.jp/ )に掲載してきました。自社に合うアート作品を複数の社員で議論して決めた企業からは、アートを選ぶプロセス自体にビジョン浸透やチームビルディングの効果が取材を通じて確認されていました。

確認できた2つの側面として、
テーマをもってアート作品に向き合うことで普段意識しない内省を促すことが可能。
人によってアートの捉え方が異なることが許されるという前提が、本音の対話を引き出すことにつながる。(つまり、アートには唯一無二の答えがないからこそ、立場や関係を超えたコミュニケーションを活性化する)

我々は、コミュニケーション課題への解決策としてArtScouterの活用が有効であると確信しています。

開発に当たっては、著書『問いのデザイン』を上梓した安斎勇樹氏が率いる株式会社ミミクリデザインの支援を得て、社員の内省を深めるような問いや仕組みをブラッシュアップ。NTTドコモの協力により、ワークショップの全プロセスをリモートワーク環境下で実現できるようにシステムを開発しました。

また、1on1の提供にあたっては、「気づきのワーク」と「きもちの顕在化」で1on1ミーティングサービスを提供する株式会社シーグリーンと連携し、企業内で実施する1on1の効果を最大化いたします。

●ArtScouter 1on1
目的:上司と部下のコミュニケーション活性化
あらかじめ定めたテーマについて、アートを介して1on1を行うことで、心理的安全性のもとに対話を行うことができます。その対話を繰り返すことで、コミュニケーションの質が向上し、信頼関係の構築につながります。

●ArtScouterワークショップ
目的:チーム間のコミュニケーション強化
アートの対話型鑑賞を踏まえて、自社のビジョンに合うアート作品をチームで選定するオンライン完結型ワークショップ。価値観レベルでチーム内の相互理解が深まります。
詳細:https://www.artscouterworkshop.arthours.jp/ 


<株式会社ミミクリデザイン(担当:臼井様、猫田様、野島様)のコメント>
リモート環境下への移行によって実施可能な企業研修が限られる昨今、アートを活用したビジョン浸透やチームビルディングの新手法として、ArtScouterに大きな可能性を感じています。本プロジェクトでは、弊社が専門とする集団の創造性を引き出すワークショップデザインやファシリテーションの知見と、対話型鑑賞やビジョン浸透プロジェクトの経験を豊富に持つメンバーの実践知を織り交ぜながら、オンラインでも最大限の効果が引き出せるように設計の支援をさせていただきました。本プログラムがリモートワーク環境への移行による求心力の低下に悩むチームの助けとなれば幸いです。


<お客様の声>
大手食品会社や化粧品会社、コンサルティング会社からITベンチャー企業まで既にβ版をご利用頂いています。
・1on1が進捗管理の場として形骸化していたがArtScouterの活用により、これまでわからなかった部下の欲求や感情など、初めて聞くことがたくさんあり、本音を知ることができたように思う。
・寡黙だと思っていたエンジニアがワークショップの中で、自社のビジョンと自分の想いの接点を語っているのをみて、アートを介した対話の可能性を体感した。
・アートには苦手意識があったが、ArtScouterでは自分が描くのではなく良質なアート作品から選ぶということで楽しんで取り組むことができた。


<無料体験会 実施中>
ArtScouter1on1では、小人数分のお試し用ID/PWとβ版マニュアルを一定期間無料提供しています。
ArtScouterワークショップは、通常半日のプログラムを1時間に圧縮した無料体験会を実施しています。
ArtScouterワークショップ無料体験会の直近の日時(随時追加しています)
1月5日(火)15:00~
1月8日(金)11:00~
1月12日(火)11:00~
1月15日(金)15:00~
1月19日(火)15:00~
1月22日(金)11:00~
1月26日(火)11:00~
1月29日(金)15:00~

いずれも、arthours@art-reason.com までご希望の旨、ご連絡をお願い致します。追って、スタッフより詳細プロセスをお伝えします。
※1on1、ワークショップともに、無料体験のご提供前にウェブ面談で課題をヒアリングしたうえで、適切な使用方法についてご案内しております。また事後のアンケートにご協力願います。
※自社への導入検討を目的としない同業者(HR、アート関係)の方はご遠慮願います。

<ArtScouterとは>
AI等を活用して空間に最適なアート作品を選べるプラットフォーム。「日本のビジネスシーンにもアートによるコミュニケーションを生み出す」ことを目的に、株式会社NTTドコモからの技術提供を受け、アートアンドリーズン株式会社が運営している。
ArtScouter: https://arthours.jp/artscouter
ビジネスとアートをつなぐメディアART HOURS:https://arthours.jp/
ArtScouterワークショップ:https://www.artscouterworkshop.arthours.jp/

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