2020
12.18

デジタル飛行機窓、デジタル盆栽アートの2つの空間演出プロダクト共同開発

プロダクト/サービス, 技術, 映像, 空間

JOLEDとLandSkip、デジタル飛行機窓などを共同開発
狭小スペースにおける空間演出ニーズに対応

JOLED
2020年12月18日

有機ELディスプレイのエキスパートであり印刷方式で4K有機ELディスプレイを製造する株式会社JOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義、以下JOLED)はこのたび、風景配信サービス「LandSkip」やバーチャルウィンドウ「Window Air」を提供する株式会社ランドスキップ(本社:北海道札幌市、代表取締役:下村一樹、以下LandSkip)と、デジタル飛行機窓「Sky Scape」、デジタル盆栽アート「Terra Bonsai」の2つの空間演出プロダクトを共同開発しました。シェアオフィスや個人作業ブースなどの区切られた狭小スペースにおける空間演出ニーズに応え、両製品は、12月18日、LandSkipから発売開始されます。※

JOLEDの22型高精細有機ELディスプレイをベースに、LandSkipがコンセプト開発とプロダクトデザイン、3DCGコンテンツを手掛けました。デジタル飛行機窓「Sky Scape」は、飛行機窓を模した特徴的なフレームデザインのディスプレイに、離陸時や飛行中の眺めをリアルに再現したコンテンツが映し出されます。デジタル盆栽アート「Terra Bonsai」は、季節や時間で移り変わる自然の美しさを盆栽アートで表現したコンテンツが、シックな額縁フレームのディスプレイに映し出されます。JOLEDの有機ELディスプレイならではの、広い視野角、優れた色再現性、高精細、そして無限に近いコントラスト比などの高い画質性能により、3DCGコンテンツの繊細な色表現や滑らかな動きを忠実に再現し、近い距離で見ても本物であるかのようなリアル感を実現しています。

JOLEDとLandSkipは、2つの空間演出プロダクトを通じて、シェアオフィスや個人作業ブースなどの区切られた狭小スペースにおいて、心地良い空間や集中できる時間を提案してまいります。

※レンタルによる提供を予定

デジタル飛行機窓「Sky Scape」

デジタル盆栽アート「Terra Bonsai」

製品イメージムービー

LandSkipについて
風のざわめき、小鳥のさえずり、緑の木もれ日、打ち返す波。私たちは「風景の流通」に取り組み、 風景配信、バーチャルウィンドウ、VRコンテンツにより、だれもが心癒される世界を実現します。 landskip.co.jp
お問い合わせ:hello@landskip.co.jp

JOLEDについて
株式会社JOLEDは、有機ELディスプレイならびにその部品、材料、製造装置および関連製品の研究・開発、製造・販売を行う会社です。JOLEDは、印刷方式による4K有機ELディスプレイの生産を行う、世界で唯一の会社です。(2020年11月現在、JOLED調べ)JOLEDは、有機EL ディスプレイの量産開発加速および早期事業化を目的として、ソニー株式会社、パナソニック株式会社の有機EL ディスプレイの開発部門を統合し、2015 年1 月に設立されました。2017 年、初の製品である22 型4K ディスプレイの製品出荷を開始し、現在、医療用モニター向け、プロフェッショナルモニター向け等に出荷しています。
www.j-oled.com

印刷方式 有機ELディスプレイについて
有機ELディスプレイ(OLED)は、高コントラストでソースに忠実な色再現性や高速応答性など、自発光型ならではの高い画質特性を有しています。さらに、薄型・軽量、折り・曲げできるフレキシビリティ性などの長所を併せ持つことから、幅広い分野で新たな用途を創出する次世代ディスプレイとして注目を集めています。
有機ELディスプレイの製造方法のひとつである「印刷方式」は、有機EL材料を印刷により塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルで多様な画面サイズに対応可能であることから、有機ELディスプレイ製造に革新をもたらす技術として期待されています。JOLEDは印刷方式に特化して研究・開発を進め、2017年、他社に先駆けて実用化にこぎつけました。

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