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HATTENBA.TOKYO #0.5 を終えて

私たちの生活は現実から仮想へと拡張され、SNSなど仮想空間上では抽象表現は伝達能力を極度に落とし、Netとの相性が悪い抽象絵画は見る側に大きな魅力の誤解を生んでいる。
そんな抽象絵画の作家を年代別に、そして自宅玄関に集めて並べると、昭和の香りがする日本家屋の壁や階段にまるで誂えた様に鎮座する作品達は、現実世界で時代を超え、その存在感と親和性を併せ持ちそれぞれの魅力を放った。
仮想空間とのギャップが
大きい事には
リアルとネットの違いにも
気づいている僕らには
目の前の作品に
「そうだよね」と
納得する展覧会になった。
HATTENBA.TOKYOは、展覧会というプラットフォームを用いながら、その伝統的な役割や枠組みを揺るがすことに挑戦し、新たな展覧会の体験や知覚を提案するよう実践を続けています。

HATTENBA.TOKYO

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